J.A.R.V.I.S.

私の環境では、担当を1人呼ぶたびに約3万トークンが消える。

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SYSTEM ONLINE — ONE AGENT CALL : 31,592 TOKENS
J.A.R.V.I.S. の土台 — Claude Code
サブエージェントの起動コスト私の環境では、担当を 1 人呼ぶたびに約 3 万トークンが消える。
私の環境では、Claude Code のサブエージェントを呼ぶだけで約 3 万トークンを使います。返事が「OK」の一言でも 31,592 でした(2026年10月9日の実測。担当の定義と CLAUDE.md を抱えた構成での値で、構成によって変わります)。85 人の担当を、4 人の部長と 19 人の課長で指揮する組み方と、それでも呼びすぎた日の記録を書きます。
✍️ STARK2026年10月21日 確認

担当を増やすと、何でも担当に頼みたくなります。私もそうでした。ところが、新しく呼んだ担当は、自分の定義と共通のルールを読むところから仕事を始めます。その読み込みの分は、仕事が小さくても減りません。

85 人の持ち場の決め方は前の回に書きました。この回は、その 85 人をどう指揮して、どこで呼ぶのをやめるかの話です。

前提(2026年10月21日時点)Claude Code は有料の契約で動き、担当を呼んで使ったトークンも、その契約の使用枠から減ります。この記事のトークン数は私の環境での実測で、定義の数と長さ、CLAUDE.md の量、頼む仕事で変わります。
START — 私は 85 人、あなたは 1 人から3 LINES
1担当は 1 人だけ作る。長い仕事を 1 つ任せる役。
2短い確認は、担当を呼ばずに今の会話で聞く。3 章の MAIN の組。
3続きは、同じ担当に送る。新しく呼び直さない。
定義ファイルの文字数が253259から205603へ減ったと表示された画面
VIEW 01 — 2026年10月27日に収録した私のPowerShellの画面。10月14日の整理の前後で、定義ファイルの合計は253,259文字から205,603文字

1. 私の環境では、「OK」と返すだけで 31,592 トークン

2026年10月9日、担当を 1 人起動して、中身のない返事をさせたときの消費を測りました。返事は「OK」の一言です。それでも 31,592 トークンを使いました。担当の定義と CLAUDE.md を置いた、私の環境での値です。

COST — 担当 1 人の起動2026.10.09
31,592 トークン
REPLY — 返事の中身「OK」仕事はさせていないRULE — 私の環境の目安約 3 万1 人呼ぶたびに、この分が乗る
仕事の前の準備だけで、この量になりました。

私の担当は全員、起動したら最初に共通のルールを読みます。記事に関わる担当は、続けてそのサイトの規約も読みます。間違えないための読み込みですが、呼ぶ回数が増えると、仕事の量とは関係なくこの分が積み上がります。担当の定義そのものも、2026年10月21日に測ると、短いもので約 900 字、長いもので約 5,100 字ありました。

2. 私が指示を出すのは、4 人の部長だけです

担当が 85 人いても、私が直接話すのは 4 人です。4 つのサイトに 1 人ずつ部長を置き、部長は Claude Code の主スレッドそのものが務めます。会話の最初にサイトの名前を言うと、そのサイトの部長として動き出します。

CHAIN — 指示の流れ4 → 19 → 担当
私公開・送信・課金・削除・価格・規約を決める部長 4 人振り分けと優先順位課長 19 人持ち場の計画と検収担当渡された仕事をして返す
指示は左から右へ渡り、結果は右から左へ返ります。

01. 課長は、持ち場の中身を決めます

課長は、持ち場の中で何を作り、直し、まとめ、そのままにするかを決めます。原稿の事実と、商品が今も買えるかと、固定ページから記事への道を検収します。自分では書かず、公開もしません。持ち場をまたぐ案件は自分で決めず、相手の課長の賛否を票に並べて上げます。

課長の人数は、サイトの持ち場の数で決まりました。サイトごとに 6 人・5 人・4 人・3 人で、4 つのサイトに共通の運営ページを持つ課長が 1 人います。

02. 担当は、渡された仕事だけをします

担当は、渡された仕事をして結果を返します。別の担当を呼んだり、公開したりはしません。外の AI サービスに質問を頼む役も、外注係という専用の担当 2 人に絞っています。外注係は答えを受け取って渡すだけで、採るかどうかは決めません。

3. 主スレッドでやること、担当に頼むこと

呼ぶたびに約 3 万かかるので、2026年10月14日に線を引きました。迷ったら、この 2 つの組で決めます。

LINE — 呼ぶか、呼ばないか2026.10.14
MAIN — 主スレッドでそのままやる
1〜数回読めば分かる確認道具を回すだけの点検1 ファイルの小さな修正答えが手元にあることの確認
AGENT — 担当に頼む
書く・直す・校閲する何十ページも読む調査ブラウザで何画面も操作する仕事持ち場の専門の判定
MAIN に当たる仕事は、担当を呼ばずに主スレッドで片づけます。

01. 続きは、同じ担当に送ります

一度呼んだ担当に続きを頼むときは、新しく呼ばずに、同じ担当へメッセージで送ります。前のやり取りが残っているので、定義とルールを読み直す分がかかりません。

02. 並べるのは、互いに関係ない仕事だけです

担当を同時に動かすのは、互いの結果を待たない仕事があるときだけです。「念のため」で 1 人足すと、その 1 人ぶんの約 3 万がそのまま乗ります。1 つの依頼に当てる担当は、要る人だけにしています。

4. 呼びすぎた日の記録

線を引く前も、引いたあとも、呼びすぎた日がありました。日付の古い順に並べます。

LOG — 呼びすぎた日2 CASES
10月7日 4 つのサイトの直しを 1 つの会話で受け、担当を 20 人以上同時に動かしたNOTICE 1
10月21日 整理の様子を軽く尋ねただけで管理の担当が起動し、記録係も十数回呼ばれていたNOTICE 2
どれも 2026年の出来事です。

10月7日は、4 つのサイトの決めごとが 1 本の会話に混ざり、どのサイトの何を決めているのかを、私が追えなくなりました。同じ日には、あるサイトの記事に、そのサイトの決まりを当て損ねた原稿も出ていました。いまは、会話を 1 つのサイトに 1 つずつ分けています。

10月21日は、記録の置き場の様子を私が尋ねただけでした。部長がそれを仕事の依頼と受け取り、管理の担当に整理の案を作らせていました。同じ日、記録を書くたびに記録係を呼んでいて、その数は十数回です。契約の週の使用枠が、私の頼んでいない仕事で減っていました。いまは、状況を聞かれたら部長が自分で 1 回読んで答え、記録はまとめて 1 回にしています。

5. 1 回の起動で読む量も減らしました

呼ぶ回数を減らすのと並べて、担当が起動のたびに読む量も削りました。2026年10月14日のことです。

writer.mdの中の、外のサービスを使うときだけ読む案内の1行を表示した画面
VIEW 02 — 2026年10月27日に収録した私のPowerShellの画面。定義の中には、使う作業のときだけ読む表への案内を1行だけ残しました
TRIM — 84 本の定義の合計2026.10.14
約 25 万字削る前−約 5 万字外のサービスの一覧=約 20 万字約 20% 減
削ったのは、担当ごとの「つながっている外のサービス」の一覧です。

その一覧が定義の中にあると、外のサービスを使わない仕事でも毎回読まれます。一覧は担当ごとの別のファイルに出し、外のサービスを使う仕事のときだけ読む決まりにしました。定義には、その別のファイルを指す 1 行だけが残っています。

同じ月の 10月9日には、全員をいちばん上のモデルで動かすのをやめ、モデルを仕事の重さで 3 段に分けました。分け方は持ち場の決め方の回にあります。

担当を呼ぶ組み方は、1 回の仕事が大きいほど、この準備の分に見合います。短い質問を 1 日に何十回もする使い方なら、担当を作らず主スレッドで済ませたほうが、使用枠が残ります。

6. よくある質問

課長は自分で原稿を書きますか。

書きません。19 人の課長は、ファイルを書く道具を 1 人も持っていません。課長が返すのは、持ち場の計画と、誰に何を頼むかを書いた一覧です。

部長や課長まで作らないと、担当は使えませんか。

使えます。課長は 2026年10月6日、部長は 10月18日と、どちらも担当を作り始めたあとで足した段です。担当が数人のうちは、今の会話から直接呼べば足ります。

担当どうしで、別の担当を呼び合いますか。

呼び合いません。担当を呼び出す道具は、85 人のうち司令塔の 1 人にしか渡していません。定義の点検でも、ほかの担当がその道具を持っていたら指摘として出ます。

外の AI サービスの答えは、そのまま記事に使いますか。

そのままは使いません。外注係は答えを原文のまま返し、採るかどうかは、一次ソースの本文と突き合わせてから決めます。外のサービスが示した出典や引用も、そのまま根拠にはしません。

軽い確認でも、担当に出すことはありますか。

あります。そのときは、起動するときにモデルを軽い段か中の段へ下げて呼びます。担当ごとに決めてあるモデルより、その場の仕事の重さに合わせています。

7. まとめ

私の環境では、担当は呼ぶたびに準備の分として約 3 万トークンを使います(構成で変わります)。だから私は、指示を出す相手を 4 人の部長に絞り、呼ぶかどうかの線を先に引きました。それでも呼びすぎた日は、日付と中身を残して決まりに戻しています。

  • 私の環境では、返事が「OK」だけでも 31,592 トークン(2026年10月9日)
  • 私が指示を出すのは 4 人の部長。課長 19 人は書かず、担当は渡された仕事だけ
  • 読めば分かる確認・道具を回す点検・小さな修正は、主スレッドで済ませる
  • 続きは同じ担当へ送り、並べるのは互いに関係ない仕事だけ
  • 定義から外のサービスの一覧を出して、合計を約 25 万字から約 20 万字へ(約 20% 減)

担当の名札の書き方と、85 人の持ち場の割り方は、持ち場の決め方の回に書いています。

担当に仕事を渡す手順そのものは、連載の第 4 回にあります。

仕事を任せる回
声でタスクを任せる
声でタスクを任せる — 「やっておいて」で仕事が進む状態にする

実用編 STEP 4。Claudeに仕事を任せて離れる、スマホから進捗を聞く、途中で条件を足す、定期の仕事を1つ登録する。定期タスクはPro以上、クラウドで動く。

家電まで含めた全体の地図は、こちらにまとめています。

全体像
Amazon Echo Show 8 最新モデル
現実版J.A.R.V.I.S.の作り方2026 — Alexa+・HomePod・Geminiで家をAI化する

作中でトニーがJ.A.R.V.I.S.とF.R.I.D.A.Y.に出した指示を21件数え直し、2026年の市販品でどこまで届くかを1件ずつ突き合わせました。そのまま作れるのは7件です。

-J.A.R.V.I.S.

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