サブエージェントは、Claude Code の中で別の担当を呼び出す仕組みです。1 つの会話に全部を頼むと、書く手と、直す手と、見張る目が同じになります。私はそこを分けました。
ただ、85 人を最初から作ったわけではありません。最初は司令塔と規約の番人の 2 人で、次に書く担当・直す担当・WordPress に反映する担当、そのあと残りを、使う回数の多い順に足しました。この記事は、その名札の書き方と持ち場の割り方の話です。担当への頼み方は、連載の第 4 回に分けてあります。

1. 数え直すと、85 人は 3 つの層に分かれていました
2026年10月21日に、定義の置き場にあるファイルを数え直しました。85 本です。中身で分けると、3 つの層になります。
役ごとの担当は、仕事 1 種類につき 1 人です。サイトごとの違いは担当の定義に書かず、サイト別の規約ファイルを読ませて差し込みます。
課長は、カテゴリと固定ページの持ち主です。記事はカテゴリ、固定ページは URL の階層で、持ち主が決まります。
2. 定義ファイルは、5 行の名札から始まります
担当 1 人は、Markdown のファイル 1 つです。先頭に名札の 5 行があり、その下に仕事の中身を書きます。85 本すべてが、同じ 5 項目を持っています。下は、私の定義の一部の値を伏せて書き直した見本です。
01. description には、呼ぶ場面を書きます
Claude Code は、この説明文を読んで、どの担当に回すかを選びます。だから私は、何をする人かに加えて、「〜と言われたときに使う」という呼ぶ場面を書き添えます。隣の担当との境目も 1 行入れます。85 本の説明文は、1 本あたり 170 字ほどです(2026年10月21日時点)。
02. tools には、持たせない道具を決めます
道具の欄で私が決めているのは、何をさせないかです。85 人のうち、新しいファイルを書く道具を持つのは 22 人だけで、課長の 19 人は 1 人も持っていません。課長は計画と検収の役なので、原稿を自分で書けない作りにしました。担当を呼び出す道具は、司令塔の 1 人にしか渡していません。
3. モデルは、間違えたときの重さで 3 段に分けています
名札の model には、その担当が使うモデルを書きます。私は最初、全員をいちばん上のモデルにしていました。2026年10月9日に、それではトークンが重すぎると分かり、用途で 3 段に分け直しました。

分ける基準は、その担当が間違えたときに何が起きるかです。上の段の担当が間違えると、その誤りが公開する記事や、法令の判断にそのまま乗ります。軽い段の 4 人は、道具の出した結果を表に並べる役です。
割り当ては 1 枚の表にまとめ、表を直してから一括で反映します。定義を開いて手で書き換えることはしません。
4. 書く人と見る人を、同じにしない
持ち場を割るときに最初に決めたのは、書く担当と見る担当を分けることでした。新しい記事は、次の順に担当の手を渡ります。

真ん中の 3 人は、校閲の役です。この 3 人は課長の下に入っていません。課長が「この原稿で通す」と言っても、校閲の結果は覆せない決まりにしてあります。持ち場の責任と、原稿を通すかどうかの判定を、別の担当が持つ形です。
5. 作ったのに、誰も読んでいなかった日
2026年10月7日、担当を作り終えたあとで、新しく開いた会話がそのどれも参照していないことに気づきました。読ませる仕組みは、ルールを毎回読ませる回に書いています。
定義を書いたことと、その担当が仕事をこなせることも別です。名簿に残した確認の記録では、新しい会話から起動して仕事を終えるところまで確かめたのは、2026年10月6日の時点で 7 人だけでした。
サイトが 1 つで、頼む仕事が書くことと直すことくらいなら、85 人は要りません。担当が増えるほど、呼ぶ言葉の重なりと、点検で見る本数が増えていきます。
6. よくある質問
定義ファイルはどこに置きますか。
プロジェクトの .claude/agents/ の中に、1 人 1 ファイルで置いています。ファイル名と名札の name は同じにします。点検では、この 2 つが食い違っていないかも見ています。
tools の欄を空にするとどうなりますか。
指定が無い担当は、呼び出した側の道具を全部引き継ぎます。読むだけのつもりの担当がファイルを書き換えられる状態になるので、私の点検では「指定が無い」を指摘として出しています。
サイトごとの決まりは、定義の中に書きますか。
書きません。サイトごとの決まりは別の規約ファイルに分け、担当が仕事を始めるときに読みます。4 つのサイトで、担当を作り分けずに済んでいます。
定義を書いたのに、その担当が呼ばれません。
いちばん確かなのは、頼むときに担当の名前を出すことです。「jobs-editor-kpe でこの記事を監査して」のように名指しすれば、その担当に回ります。名指しせずに呼ばれたいなら、説明文の「〜と言われたときに使う」に、あなたが実際に打つ言葉を入れます。
担当ごとに、どのモデルを書けばいいか迷います。
迷ったら中の段から始めます。私の表でも、名前を書いていない担当は中の段に入り、85 人中 60 人が中の段です。段を上げ下げするのは、実際の仕事で結果が足りない、または過剰だと分かったときで、理由を表の変更と一緒に残します。
7. まとめ
85 人の担当は、人数ではなく持ち場から決めました。誰が書き、誰が見て、誰に何を持たせないか。名札の 5 行は、それを Claude Code に伝えるための欄です。
- 2026年10月21日の内訳は、役ごとの担当 39・課長 19・サイトの専任 27
- description には、何をする人かと呼ぶ場面と、隣の担当との境目を書く
- tools では、持たせない道具を決める。課長 19 人は書く道具を持たない
- モデルは間違えたときの重さで 3 段。21・60・4 人
- 書く担当と校閲の担当を分け、校閲は課長の下に入れない
85 人をどう指揮して、どこで呼ぶのをやめるかは、担当を呼ぶたびに消えるトークンの話に続けて書きました。
担当に仕事を渡す手順そのものは、連載の第 4 回にあります。
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実用編 STEP 4。Claudeに仕事を任せて離れる、スマホから進捗を聞く、途中で条件を足す、定期の仕事を1つ登録する。定期タスクはPro以上、クラウドで動く。
家電まで含めた全体の地図は、こちらにまとめています。
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